【Vライバー事務所による解説】Vライバーとは何者?なる方法やVTuberとの違いとは?【コラム】
2022年9月10日 / コラム
Vライバー事務所によるVライバーの解説
「Vライバー」という新しい職業を知っていますか?聞いたことはあると言う方はいらっしゃるかもしれませんが、実際には詳しくは分からないという方も多いのではないでしょうか。Vライバープロダクションを運営しているV-iiiがVライバー事務所の知見を活かし、解説させて頂きます。
実際にライバーとしての活動に興味のある方はもちろん、VTuberとの違いについて知りたい方にも分かりやすく説明させていただきます。
また、Vライバー事務所のV-iiiではVライバーを募集しています。興味がある方や話だけでも聞いてみたいという方は気軽にご応募ください。
Vライバーとは何か?
仮想世界のキャラクターとして配信する職業のことで、「バーチャル(Virtual)」と「ライバー(ライブ配信者,liver)」を組み合わせた造語です。。
配信者の中でもVライバーの主な特徴
- ①化粧などの事前準備なしで配信可能
- ②成長産業である
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①化粧などの事前準備なしで配信可能
これまで「ライブ配信」と言えば、顔出しをするのが一般的でした。しかし、近年では顔出し不要の「ラジオ配信(音声配信)」や「バーチャル配信」などが注目を集めています。顔出しをしないため、容姿や社会的な立場が関係なく、化粧や着替え、部屋を片付けるといった準備も必要ないため、気軽に配信活動ができるのが大きな特徴です。
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②成長産業である
また直近では、新型コロナウイルスの影響で巣ごもり・在宅需要が増えたことや、5G普及への期待で、今後も成長していくと予想される業界です。
ライブ配信の市場規模は2020年で140億円、2024年には7倍以上の1,000億円になると予測している人もいます。
VTuberとの違いは?
VTuberとVライバーの違いは以下の三つがあります。
①配信プラットフォームの違い②初期コストの違い③活動内容の違い
それぞれについて解説していきます。
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要約①配信プラットフォーム
VTuber : Youtube (集客難易度が高い)
Vライバー : 配信アプリ (集客が比較的簡単) -
要約②初期コストの違い
VTuber : 初期コストが高く準備が多い
Vライバー : 低コストで始めることが可能 -
要約③活動内容の違い
VTuber : 幅広い層にアプローチが必要
Vライバー : コアファンをつくるのが重要
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①配信プラットフォーム
VTuberは主にYoutubeが活動場所となり、Vライバーは配信アプリが主な活動場所となります。
Youtube
競争が激しい特徴があります。知名度が低いまま配信しても視聴者が全くこない場合も十分ありえるのです。集客が難しく、コンテンツ力やタレント性が評価されないと視聴されないという特性があります。最近は有名人の参入もあり、競争の激しさは有名人と競争する必要があるといえばイメージしやすいでしょう。VTuberは2018年3月頃には1,000人ほどだったのが、2020年1月時点で1万人を超え2021年10月で1.6万を超えて、現在も増え続けているため競争がさらに激化している状況です。
配信アプリ
Vライバー専用の配信アプリ(例えばIRIAM)があり、そのアプリのユーザーは基本的にはVライバーの配信を見に来ているため、知名度がなくとも視聴されやすい特性があります。アプリ内でも新規配信者は見られるような工夫をしていることが多いです。とはいえ、単純にYoutubeとユーザー数を比較すると劣ります。配信アプリのユーザー数に依存するため、ユーザー数が多い配信アプリを選ぶ必要があリます。余談ですが、Youtubeの配信は頑張っても4-6秒くらいのコメントラグがあります。コメントをテンポ良く拾ってコミュニケーションを取りたいという人は配信アプリの方がコミュニケーションが取りやすいです。
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②初期コストの違い
VTuberは配信機材としてこだわると30万前後の高スペックPCが必要になるのと、絵師にキャラクターデザインの依頼と、Live2Dモデラーにキャラクターを動かせるようにモデリングの依頼をする必要があります。
一方でVライバーは最小コストで始める場合は、絵師にキャラクターデザインの依頼をするだけで始められるので、初期コストがかなり抑えることが可能です。配信機材は自分のスマホを利用して始めることが出来ます。キャラクターを動かすモデリングは、イラストデザインさえあればアプリ側で行ってくれる場合がほとんどです。
そのことからも、まずは初期コストを抑えてキャラクターデザインだけ絵師に依頼してVライバーから始めるという人は多いです。
余談ですが、VTuberが使う用語の「ママ」は一般的に絵師を指し、「パパ」は一般的にLive2Dモデラーのことを指します。
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③活動内容の違い
VTuberは活動内容として、クオリティーの高いコンテンツ作り、タレント性の向上が求められます。Youtubeは広告収益のビジネスモデルのため、視聴者を多く獲得する必要があるからです。なのでどちらかというと万人ウケする企画力が必要となってきます。また、人気となったVTuberは配信時に視聴者のコメントが多く流れてしまうため、全てコメントを拾うことが難しく、特定の身内ネタだけではなく多くの人が盛り上げる能力が必要となります。ゲーム配信や企画コンテンツ動画が主な活動内容となります。
Vライバーは活動内容として、視聴者とたくさんコミュニケーションをとることが求められます。配信アプリは投げ銭による収益のビジネスモデルのため、コアファンをいかに作るかが重要になってきます。主な活動としては歌配信や、雑談がメインとなります。そのため、丁寧に視聴者のコメントを拾って密度の高いコミュニケーションを視聴者とすることが求められます。視聴者との距離が近いため、配信の一体感が生まれやすいという良さがありますが、一方で視聴者との距離が近い分、問題も起きやすいという特徴があります。問題は当事者への対話やブロック機能を使うことで対処可能です。
VTuber/Vライバーになる方法
VライバーとVTuberの違いについて解説していきました。そちらで少し触れた部分もあるのですが、詳しくVTuber/Vライバーになるためにはどうすれば良いかそれぞれ解説していきます。
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要約①VTuberになる方法
①配信機材を揃える(高スペックのPCにこだわると30万円)
②絵師にイラストデザインを依頼する(ママにイラストデザインを依頼)
③Live2Dモデラーにキャラクターを動かす動作のモデリングの依頼(パパにモデリングを依頼) -
要約②Vライバーになる方法
準備することは絵師にイラストデザインを依頼するだけ(ママにイラストデザインを依頼)
【VTuberになる方法】
VTuberになるためには以下の三つの事前準備が必要です。
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①配信機材を揃える
配信機材としてはPCで配信することになります。こだわると30万円くらいの高スペックのPCが必要です。CPU(PCの処理速度)とメモリ(PCの処理を同時に行える容量)、GPU(PCのグラフィックの処理)のスペックが重要なので以下のような基準でPCを選ぶと良いでしょう最低限のスペック
CPU: Core i5-11500 / Ryzen 5 4500
メモリ: 16GB
GPU: GTX 1660 SUPER
推奨スペック
CPU: Core i7-11700 / Ryzen 7 5700X 以上
メモリ: 32GB 以上
GPU: RTX 3070 以上
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②絵師にイラストデザインを依頼する(ママにイラストデザインを依頼)
オリジナルのイラストデザインをお気に入りの絵師さんに依頼します。VTuberの絵師を業界用語で「ママ」と呼びますが、他のVtuberの「ママ」が誰なのかを調べて絵師を選ぶ方法や、TwitterなどのSNSで気に入った絵を書いている人を探すのが一般的な絵師にイラストデザインを依頼する方法です。
また、弊社V-iiiには豊富な提携絵師様がいますので、弊社所属のVライバーはご自身のイメージにあったキャラクターデザインが可能です。 -
③Live2Dモデラーにキャラクターを動かす動作のモデリングの依頼(パパにモデリングを依頼)
デザインされたイラストを動かすためにLive2Dモデラーにモデリングの依頼をします。VTuberのLive2Dモデラーを業界用語で「パパ」と呼びますが、他のVtuberの「パパ」が誰なのかを調べてLive2Dモデラーを選ぶ方法や、「ココナラ」、「Nijima」というプラットフォームでLive2Dモデラーを探す方法があります。
また、弊社V-iiiではランキング上位に入賞することで、Live2D化の特典もございますので、弊社所属のVライバーの方は憧れのLive2DキャラクターをGETするチャンスもございます。 - まとめると、配信機材は高スペックのPCが必要で10〜30万円前後が必要となります。また、立ち絵とLive2Dのモデル代で、だいたい数万円〜10万円前後で用意可能です。
【Vライバーになる方法】
Vライバーになるためには、事前準備は一つだけで完結することが可能です。
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Vライバーになるために準備することは絵師にイラストデザインを依頼するだけ(ママにイラストデザインを依頼)
プラットフォームにもよるのですが、IRIAM(イリアム)であれば、イラストデザインだけで事前準備が完了します。 IRIAMが革命的と言えるのが、イラストの立ち絵を読み込ませるだけで、Vライバーになれることです。そのため、初期コストを抑えたい人は、Vtuberになりたい人でも、まずはVライバーを始めることをおすすめします。
まとめ
Vライバーとは何か、なり方やVTuberとの違いについて紹介させて頂きました。
Vライバーは初期コストが低いことや、顔出しをしなくて配信可能なお手軽さから今人気となっている職業です。また、トップライバーは月間100万円以上稼いでおり、夢のある職業と言えるでしょう。
また、Vtuberになりたい人でも、初期コストを抑えたい場合は、まずはVライバーからステップアップしていく人がいます。
VライバーやVTuberになりたい方への募集のお知らせ
現在、Vライバー事務所V-iiiではVライバーやVTuberになりたい方を募集しています。V-iiiはVライバーで世界一を目指しているプロダクションになっています。所属ライバーも170名をこえており、成長をさらに加速させている最中です。興味のある方や、話だけでも聞いてみたい方は是非お気軽にエントリーしてみてください。
V-iii所属のメリット
また、一部ではありますが弊社所属のメリットは以下になります
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①豊富な絵師との連携あり
弊社V-iiiでは豊富な提携絵師様がいますので、ご自身のイメージにあったキャラクターデザインが可能です。
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②ランキング上位入賞でLive2D化特典あり
弊社V-iiiではランキング上位に入賞することで、Live2D化の特典もございますので、憧れのLive2DキャラクターをGETするチャンスもございます。
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③テレビ番組などのメディアのコネクションがある
弊社V-iiiでは広告案件やテレビ番組のキャスティングを行っている会社が運営しているので、Vライバーとして成功をおさめられた方には広告案件やテレビ番組のキャスティングを行うことが可能な場合があります。そして、一緒にステップアップをお手伝いすることが可能です。
※テレビ番組や広告案件を弊社主導で作っているわけではないですが、そういった募集がかけられた場合に弊社のコネクションで案件を受注する場合があります。
V-iiiの運営会社について
- Vライバープロダクション「V-iii」はAbemaTVやアメブロを運営している株式会社サイバーエージェント(https://www.cyberagent.co.jp/)の子会社からMBOによりスピンアウトした株式会社LiG STAR.が運営しています。
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